「ゆるいつながり」と「おせっかい」
最近私の中に「ゆるいつながり」と「おせっかい」という2つの言葉に興味があります。
「ゆるいつながり」
本田直之の著「ゆるいつながり」では
SNSのおかげで、人と知り合うためのハードルが低くなった今、
つながり方が変化している。
「昭和的強制のつながり」から、「ゆるいつながり」の時代へ
「タテ社会」から「ヨコ社会」へ
「協調性」から「共感性」 へ
「画一的コミュニティー」から「多様なコミュニティ」へ。
重要なのは「人脈術」ではなく「つながり方」だ。
のような内容でした。これからの社会の新しいありかたではないでしょうか。
つぎに「おせっかい」ですが、この言葉はどちらかというとマイナスのイメージ。余計な世話を焼くというような意味合いを想像されると思います。
でも、本当に「おせっかい」はマイナスのイメージだけでしょうか。
もしかすると「おせっかい」は大惨事になることを未然に防ぐような効果もあるのではないかと思っています。人間はどうしても人に良く見られたいという欲求があります。
しかし、この欲求のない「おせっかい」もこの世に存在するのではないでしょうか。
・この土曜日にか開催される「ごみゼロ大作戦!」はそんな誰に行けと言われたわけでもない方が前回数多く参加されました。
・今日いつも「いいね!」をくださるカレーやさんにお昼を食べに行ってきました。別に店員さんとも話をしたわけでなく、いつも「いいね!」をくださるから頭の中に浮かびました。
これが「おせっかい」「ゆるいつながり」なのかわかりません。別に「おせっかい」や「ゆるいつながり」にだろうが、そうでなかろうが構わないと思います。
ただ今後こういう人のつながり方がますます広がっていくのではないかと思います。
浪速区は人口7万人の区ですが、1年間に1万人前後が出ていかれ、また移ってこられます。この人口流入のスピードが速い浪速区では、上記のような「おせっかい」ができる精神と「ゆるいつながり」の関係も作っておくには適している地域ではないかと思っています。
そんな意味もあってだれでも気軽に参加できるお掃除イベントをやったらどうかと昨年から区役所さんや区民センターさんと相談してきました。
今回のごみゼロ大作戦でどんなつながりが生まれるのか、今から楽しみです。